値下げのタイミング
家を売る時には、できるだけ高く売りたいとだれもが考えます。
買い主が現れさえすれば、相場が3000万円の家を5000万円で売るということも可能ですが、現実問題として、相場通りの値段で売りに出さなければ買主が現れる可能性が低いです。
しかし、相場よりも値段を下げることは、なるべく避けたいものです。
家を売る時には、高く売るということにこだわりすぎるのもよくありませんが、相場通りの値段で出していさえすれば、いつかは買い手がつくものです。
売り急ぐことは避けましょう。
高く家を売るためのポイントは、不動産会社をしっかりと比較するということが1つです。
実力がある不動産会社に仲介を依頼すれば、高く家を売ってくれる可能性が上がります。
訪問査定をしてもらった時には、どのような販売活動を行うつもりなのか、なぜその査定額になるのかといったポイントをしっかりと聞いておきましょう。
不動産会社の担当者は、ただ決められた通りの手続きをしてくれるだけではありません。販売戦略を考えて、広告や宣伝を行ったり、購入希望者に不動産をアピールしたりするのも、担当者の仕事です。
家を売る時には、担当者とよく相談をして、なるべく相場通りの価格で家を売る方法を考えましょう。
相場よりも少し高めの値段で売りに出している場合には、相場通りの価格に変えることで、買い手がつく可能性が上がります。
しかし、物件が魅力的であり、相場よりも少し高い程度であれば、買い主が現れて、値下げ交渉をされる可能性も高いです。
価格を下げるタイミングとしては、値下げ交渉をされたタイミングがよくあげられます。
すでに相場通りの値段で売りに出している場合には、最後の手段として、値下げをするという方法をとりますが、そのタイミングとしては、何の反応もなく6ケ月程度が経過した時期となるでしょう。